04「学業やアルバイトなど、学生時代の経験が重要ってことですか?」 こんな疑問が出てくるかもしれません。実はそうではありません。内定を取るためには、面接の受け方、エントリーシート(ES)の書き方は大切ですし、一定の効果もあります。例えば「就活とは学生同士が足を引っ張り合う嫌な世界だ」と認識をしている学生が稀にいます。前向きに就活に取り組むことができ、良い結果につながることが多いはず。しかも、仕事はチームで行うことが多く、助け合うという考え方は相性が良いと言えるでしょう。「就職活動の合否は、スタート時点でほぼ決まっている」もしこう言われたら、あなたはどのように感じますか。「え?学歴で決まるということ?」しかし、その前提となる「就活の世界観」が実は決定的に重要です。これではモチベーションを維持できず、心が折れてしまうでしょう。逆に「就活とは仲間同士で助け合う世界だ」と認識する学生もいます。(ふくしま なおき)1966年長野県生まれ。上智大学文学部卒業後、株式会社博報堂に入社し、国際業務局にてヨーロッパ関連の業務に従事。学生の就職相談にも応える。同社退社後、就職コンサルタントとして就職・採用にかかわる執筆、講演活動を行う。出版した『学歴フィルター』(小学館新書)が話題に。また、ボランティアで「福島直樹の見えない就職ゼミ(学生無料)」を主宰。同時に社会人の転職相談にものる。戦略立案、選考実施など企業の採用支援も担当。『就職ジャーナル』、『DODA』、東京商工会議所ウェブサイト、NHK、フジテレビ、FM東京、J-WAVE等の番組、CF出演。FMサルースでは1年にわたり就職番組のパーソナリティを、日経CNBCでは番組『福島直樹の就職の常識を疑え!』のメインパーソナリティを担当。主な著作は28冊。就活漫画『銀のアンカー』(集英社)では監修を担当。中央学院大学では非常勤講師も務めた。年間160回を超える講演を行っている。就職コンサルタント就活コラムJob hunting columncolumn就職活動の合否は、あなたの「世界観」で決まる福島直樹
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